ディズニーアニメ
ディズニーとの出会いは古い。というより、物心ついた時にはすでにテレビ放送で「ディズニーランド」という番組が放送されていた。浦安に東京ディズニーランドができる20年以上も前の事である。勿論当時は白黒で、シンデレラ城にティカ―ベルが妖精の粉を振りかけるタイトルから、必ずウォルト・ディズニーその人が登場して視聴者に語り掛ける形で始まる夢の時間は私のかけがえのない楽しみの一つだった。この番組の中で多くの短編作品を見た記憶がある。前述した映画館でもディズニーアニメは私を虜にした。「白雪姫」や「バンビ」など私が生まれる前の作品も時々再映されていて、スクリーンで見た記憶がある。「白雪姫」は1937年(昭和12年)に制作された世界初の長編カラーアニメーションである。なんと第二次世界大戦がはじまる2年前、日本ではカラーの作品はまったくなかった。国産初のカラー長編アニメーションは「白雪姫」から21年も後、東映の「白蛇伝」(1958:昭和33年)になる。ディズニーはこの時代の子供たちにとっても果てしなく大きな存在であったが、現代に立ち戻っても、エンタメの選択肢は昭和のあの頃と比較してケタ違いに多いのにも関わらず、ディズニーの存在感はまったく薄れていない。恐るべきことである。
