児童文学の世界
私は小学生の頃から本の虫だった。毎月配本の児童文学全集を楽しみにしていて、本が来ると自宅の階段を2階に上がった奥の片隅に引き籠り、読み終えるまで出てこなかったらしい(両親談)。「トムソーヤーの冒険」「十五少年漂流記」「ピーターパン」「宝島」「ガリバー旅行記」「小公女」「オズの魔法使い」「吾輩は猫である」等々数多くの児童文学の名作を読破していた。私のファンタジー・SF好きはこの頃に育成されたものだと思う。この全集、なんと中国の作家魯迅の中編小説「阿Q正伝」やヴィクトル・ユゴーの「ああ無常(レ・ミゼラブル)」まで網羅していた。流石に内容が子供にとっては難解で、読破するのにかなり苦労したので逆に記憶に残っている。中学生の頃は学校の図書室の整理係を買って出て、放課後に本の整理と貸し出しをやりながら図書室の本を読みまくっていた。私の活字好きは結局今に至るまで変わっていない。個別の作品についてはまた別の機会に触れていきたい。
